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【ダーツパーツ】地味だけど大事なパーツ、チップの選び方&商品紹介

【ダーツパーツ】地味だけど大事なパーツ、チップの選び方&商品紹介

こんにちは!ほーたろ(@HotaroDarts)でっす!

今日はダーツのパーツの中で先端にあるパーツ、チップについて選び方やどんな商品があるかを紹介していこうと思います😃

 

 

チップはボードに刺さる為の重要なパーツ

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「チップ」とはダーツを構成するパーツの中で一番先端のプラスチック素材の物です。

「チップ」「ティップ」「ポイント」などと呼ばれ、ハードダーツの先端の金属のパーツの場合主に「ポイント」と呼ばれます。

チップはボードに刺さったり、弾かれたり、一番衝撃を受けて消耗しやすいパーツです。

■人によってはチップがグリップの質感を左右する

チップはただの消耗品と言う訳では無く人によってはチップ部分に指をかけてグリップする人もおり(僕も少しチップに指が触れます)、グリップの質感を左右します。

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僕のグリップの形、中指がチップに少し触れてます。

 僕みたいに少しチップに触れる形から、ガッツリチップに指をかけるグリップの人まで…そんなチップに指が触れる形のグリップの人にとってはチップ選びは結構重要かと思います。

もちろん、チップに指が触れないグリップの人にとっても大事です。

■長さ・形状・突起の有無など結構バリエーション豊富

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 一口にチップと言っても各メーカーから色んな形状・長さ・突起や溝、色も様々な物が発売されています。

自分が求めるダーツの配色やデザインに合わせてチップを選ぶのも楽しみの一つですね。

チップには数種類の規格があるので購入の際は注意

チップはバレルのネジの規格に合わせてチップにも複数の規格があるので、適合しないチップを購入してしまわないように注意が必要です。

■2BA

 チップ側に凸のネジ、バレル側に凹のネジの切り込みがある場合の規格で、一番多くのバレルに使われる規格。

発売されるほぼ全てのバレルで採用される規格なので、バレル選択の幅はかなり広い。

■No.5

形状は2BAと同じく、チップ側に凸ネジ、バレル側凹の形状の規格ですが、2BAより細い規格でバレルの先端も細くし、グルーピングに有利になるという利点を持っています。

普及率としては2BAに次いで多い規格ですが、2BAに比べたら選択肢はかなり狭まると考えて良いです。人気プロプレーヤーモデルのバレルの場合、2BAとNo.5両方の規格のバレルが発売される事もあります。

■4BA

上記2つの規格と異なり、チップ側が凹、バレル側が凸の形状のネジの規格です。

バレル側の先端にネジが付いている分、重心が前方になります。なので前端に金属のポイントが付いているスティールダーツの重心の感覚に近くなります。

スティールダーツと並行してソフトダーツをプレイしていて、感覚を合わせたい人に向いている規格と言えます。

ただ、4BA規格のバレルは2BA、No.5に比べるとかなり発売される種類が少ないです。

■ハウスダーツ用 1/4

ハウスダーツ用にも独自の規格があり、業務用としてなのか比較的安価なチップが販売されています。

一般ユーザーにはあまり関係ありませんが、知識として。

■コンバージョンポイント

コンバージョンとは「変換」という意味で、ソフトダーツのバレルをハードボードでも使えるように出来る金属のポイントです。

このコンバージョンポイントを使えばソフトダーツのバレル一つあればソフトでもハードでも遊べるのでとても便利。

ソフトチップでハードボードに刺すとハードボードの寿命を縮めるので、注意!

 

このように複数の規格やコンバージョンポイントがあるので、自分の持っているバレル、欲しいバレルの規格を確認してチップを購入しましょう!

ハードボードで遊ぶ予定がある人はコンバージョンポイントも買っておきましょう😃

 

僕がオススメしたいチップ達

チップはあまり値段が高い物では無いけど、頻繁に交換をすれば何だかんだで結構お金がかかるパーツでもあります。

と言ってケチってどこのメーカーかも良くわからない激安のチップを購入したりすると質が悪かったりします。

質が悪いチップを使うと、簡単に折れてしまったりボードに刺さりづらく頻繁に弾かれると言ったストレスフルな事になります(ダーツ始めたばかりの頃に激安チップを買って失敗しました)😭

なので、品質が確かなしっかりしたメーカーの物を購入する事をオススメします。

■L-style(エルスタイル) Premium Lip point(プレミアム リップポイント)

商品仕様

全長:24.52mm(ネジ山5.48mmは含まず)

重量:0.29g

最大径:5.28mm

規格の紹介の時にも載せたL-Styleのプレミアムリップポイントです。

ダーツプレイヤーの間でも人気のあるチップで、僕が一番長く使っているチップでもあります。

しっかり刺さる・折れない・緩まない

チップに求めたいこの3つの要素がほぼ完璧と言えるくらい満たされているチップです。

しっかり刺さる…当たり前じゃん!と思うような事ですが、僕がダーツ始めたばかりに購入した謎メーカーの激安チップは全然刺さらなかったんですよ…

しっかり刺さるっていうのはチップの最低条件でありながら、一番大事な条件でもあります。

何度も弾かれて何度も拾う、結構ストレスです。

あと耐久性ですが、確かにボードに弾かれてぐにゃりと曲がる事はあれど、折れる事は滅多にありません。

僕がこのプレミアムリップポイントを数ヶ月使ってきた中で折れたのは確か1本だけだったはず。

マジでそれくらい折れません。

それと地味に嬉しいのがネジが緩みにくい点。

投げてる内にネジが緩んでくる事が多く、地味に集中が削がれる事があります。

それがこのプレミアムリップポイントだとほとんど無く、ダーツを投げる事だけに集中しやすい。

 

ここまでべた褒めですけど、欠点は…あえて挙げるとしたら新品のチップに替えた時に刺さったダーツが固くて抜きづらいくらいですかね笑?それもしばらく使ってれば無くなりますけどね。

ホントそれくらい理想的なチップです。細かいこだわりが無いのならこのプレミアムリップポイントを使っておけば間違いないと断言出来ます。

規格は2BAとNo.5で販売されています。

■CONDOR TIP ULTIMATE(コンドルチップ アルティメット)

商品仕様

サイズ:31.0mm(ネジ山含まず)

最大径:5.7mm

規格:2BA

重量:約0.4g

次に紹介するのはこの「コンドルチップアルティメット」

僕はここ最近バレルを変えてからこのコンドルチップアルティメットを使っています。

特筆すべきはこの長さ!

さっきのプレミアムリップポイントと比べても6mm以上も長いチップです。

長い事での利点を挙げるとすれば、チップに指をかけたグリップがしやすい・短いチップよりボードに早く届く、という点です。

バレルを変えてから、グリップが少し変化した僕にとってこの長さと先端にかけてのなだらかなカーブが丁度良く、その日の調子によってグリップの位置を少し前寄りにしても長いチップのおかげでしっかりグリップする事が出来ます。

そして、新しいバレルに変えてから狙った場所より少し下に刺さる事が増えていたのですが、この点をこの長さでボードに早く届いてくれる分カバーしてくれています。

他の要素においてもしっかり刺さる・折れないの要素はバッチリ満たしてくれています。

まだコンドルチップアルティメットを使いはじめて2ヶ月足らずではありますが、まだ1本も折れていません。

 

ただ、欠点を挙げるならばネジが緩みやすいです。

投げてると結構頻繁に緩むので、少し集中が削がれますね。

しかし、その欠点もカバーできるようにチップ自体に穴が空いていてそこに細い棒を通してネジを強く締める事も出来ます。そうすればほとんど緩む事は無くなります。

 

長くする事でスティールダーツの感覚に近づける意図もあるようで、スティールダーツをプレイする人にもオススメなチップの一つです。

 まとめ

◆チップには複数の規格があるのでバレルの規格に合わせて購入しよう

◆各メーカー色んな形状・長さ・色の物が発売されている

◆安物のチップは避けよう😭

チップについて、規格やオススメ商品について紹介してきました。

ダーツのパーツの中でも何だか地味で消耗品というイメージですが、ボードに唯一触れる部分でもあるので重要なパーツですよね。

しっかり刺さる・折れにくい

この2つの要素を軸に、自分に合った形状・色をチョイスしてチップを選んでいくと良いと思います👍

 

ここまでお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

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