【ダーツテクニック】スティールダーツのテクニック?スタッキングとは何なのか解説!
こんにちは!ほーたろ(@HotaroDarts)でっす!
元々家ではソフトのボードで投げていたのですが、ソフトダーツを始めてからしばらくして、家にハードボードを設置してたまにバレルにコンバージョンポイントを付けて投げています。
スティールダーツではソフトダーツではほぼ狙う事のない「スタッキング」というテクニックがあります。
そのスタッキングを狙うテクニックについて解説していきます!
スティールダーツでは必須な 「スタッキング」とはどんなテクニック?
少し不思議なんですが刺さっているダーツに後続のダーツが当たると、元々の軌道が変わって吸い寄せられるように先に刺さっているダーツの近くに刺さるんですね。
この現象およびこの現象を狙うテクニックが「スタッキング」です。
基本的にスタッキングはスティールダーツで使う技術で、ソフトダーツではスタッキングを狙うことはあまりありません。
何故かと言うと、スティールダーツでは「刺さったダーツに角度が付いてる」のでスタッキングを狙う事=「小さな的」をより大きく出来るんですね。
図の右のようにダーツが斜めに刺さっているとスタッキングでダーツに当てられる部分がたくさんあるので、ボードの小さな的以上に狙う範囲が大きくなります。
逆にソフトダーツだとボードに刺さったダーツは全て水平になるので、スタッキングを狙う余地がほとんど無いし、スタッキングの旨味自体無いので、ほぼ狙うことはありません。意図しないオーバースタッキング(刺さっているダーツに乗っかるようにスタッキングする事)はたまにあるくらいですね笑
これがスタッキングという現象およびテクニックで、スティールダーツで必要とされる技術なのです。
僕が過去に撮った映像の中のスタッキングっぽい所です笑
フライトかシャフトに当たってから2本目の近くに吸い込まれるように刺さっています。
スタッキングの種類①:アンダースタッキング
スタッキングにも刺さったダーツの角度によって種類があります。
アンダースタッキングは上の図で紹介したようにダーツが下向きに刺さっている時にダーツに当てて狙うスタッキングです。
スタッキングを狙うと言えば、多くの選手がこのアンダースタッキングになると思います。
PDCの選手が投げるのを見ていてもこのアンダースタッキングが多いように見えます。
スティールダーツ界のご意見番であるDOLLYさんが上げてくださっているスタッキングのスロー動画がありますので、是非見てみて下さい。
Darts Stacking Action (1/1000 Hi-speed Cam)
スタッキングの種類②:オーバースタッキング
オーバースタッキングはアンダースタッキングの逆で、上向きに刺さったダーツに当ててスタッキングを狙う方法です。
このオーバースタッキングの使い手にはスティールダーツの伝説的プレーヤーの「フィル・テイラー」がいます。
こちらもDOLLYさんが上げてくださっているフィル・テイラーのオーバースタッキング動画が素晴らしいので是非見てみて下さい。
うーん…凄いとしか言いようがないくらい美しいですね…
ダーツの軟着陸と言ったような綺麗なオーバースタッキングです。
まとめ
スタッキングというテクニックについて解説してきましたがいかがでしたか?
ここ最近ハードボードで投げる頻度が増えてきて、やっとソフトダーツとの差が明確に見えてきた気がします。
それまではソフトダーツが上手ければハードダーツでも上手いって事なんじゃ?と思っていましたが、使う技術が結構違う事に気付かされました。
スティールダーツについても今後色んな記事を書いていければと思っています。
ハードもソフトもどっちのダーツもたくさん投げて上達目指します😉
ここまでお読み頂きありがとうございました!(_ _)