マイダーツのススメ!② バレルの選び方
こんにちは!ほーたろ(@HotaroDarts)です!
史上最強クラスの台風が猛威をふるっているようですが…皆様のご無事を祈っております。
さて今回は、前回の記事に引き続きマイダーツのススメ!という事でダーツの心臓、バレルの選び方について書いていきます!
バレルってそもそも何?
バレル(Barrel)とはダーツを持つ時に握る、金属で出来たパーツの事です。
一番触れる箇所で、重量も全パーツ中で一番重いのでダーツの心臓と言えるでしょう。
材質・形状・重さ・長さ・刻み(カット)など、様々な要素があり、各要素を吟味しながら自分に合うバレルを探します。
価格も全パーツ中でバレルが一番高いのが一般的で、頻繁に変える物でも無いので、出来ればダーツショップでスタッフさんと相談しながら、試し投げもして決めるのがベストでしょう。
(私はAmazonで買いましたが…笑)
材質
タングステン
タングステンのバレルの特徴は、高価・細い・種類が豊富
バレルの材質として主流であるタングステンですが、他の材質に比べて値段は高めです。
しかし比重が重いため、他の材質と同じ重さでも細くする事が可能です。小さな的に集中して刺す必要があるダーツにおいて細さは一つの利点になります。
主流なだけあって、バレルの種類は各メーカーかなり豊富で、新作もどんどん出てきます。
値段もピンキリで、選択肢の幅が一番広い材質だと思います。
ブラス(真鍮)
ブラスのバレルの特徴は、安い・デカいといった所でしょうか。
比重が軽いため、重量を稼ぐためにどうしても大きめになってしまうようです。
ただ、価格はかなり安いので、いきなり高いバレルを買う前にお試しで…という方にオススメです。
お店備え付けのハウスダーツもこのブラスダーツである事が多いです。
ステンレス
ステンレスのバレルの特徴は、安い・めちゃ軽い。
前述のブラスより更に軽い為、ある程度重量を出すためにはとても大きなバレルになってしまいます。
軽いダーツはしっかりとしたグリップ、指離れでリリースしないと綺麗に飛ばないため、軽さを利用してダーツを綺麗に飛ばす練習や矯正に使われたりするようです。
形状
ストレート
名前の通り、まっすぐなバレルです。重心も中心にあるため、クセの無い使い心地です。
グリップの目安にする膨らみが無いので最初は投げる際にグリップする箇所を安定させるのが少し難しいです。
個人的な感想ですが、バレルの後ろを押し出す感覚で投げる方、山なり気味に投げる方に向いてるバレルかと思います。
トルピード
トルピードはストレートに少しの膨らみが加わったバレルです。
膨らみのおかげでグリップしやすく、投げやすいので初めてのバレルにオススメです。
膨らみの分、少し前重心になっている物が多いと思います。
私がメインで使っているのもトルピード型です。膨らみの分、小さな玉を掴んで投げるような感覚があります。
バレルの前側を引っ張って投げる感覚の方、真っ直ぐ気味の軌道で投げる方に向いていると思います。
砲弾型
トルピード型を更に膨らませたような形の砲弾型のバレルです。
更に玉感が増して小さなボールを投げているような感覚があります。しかし、その分太さがあるため、ストレートのバレルに比べてグルーピングに若干不利かも知れません。
(※グルーピング=ボードの狭い範囲にダーツの矢が集まる事)
重さ・刻み(カット)
重さやカットは幅が広く、各々の好みによる選択になるのでここでは簡単な説明に留めておきます。
重さはソフトダーツの場合、16g~22gあたりの重さのバレルが多く販売されています。
軽い・重い、はたまた中間か…自分に合う重さは投げ込まないとわかりません。
最初は特に気にしなくてもいいかも知れません。(私も数ヶ月経っても全然わかりません笑)
バレルの刻み(カット)はバレルに施されている滑り止めの事ですね。
これも種類が多く、中には刻みが全くないバレル(ノーグルーブ)もあります。
これもまた投げ込んで自分に合うバレルの刻みを模索していく事になると思います。
まとめ
ざっとバレルの材質や形状に触れてきましたがいかがでしたでしょうか?
私自身、一度ネット通販で実物を触らずにバレルを購入して失敗しているので、皆様には実際にショップで実物を触って投げて決める事を強くオススメします(T_T)
自分に合うバレルを見つけるのはかなり大変ではありますが、同時にそれが楽しみでもあります。
憧れのプロのモデルを買ってモチベーションを高める、まずは安価なバレルから試す…色々な選び方があると思います。
皆様が理想のバレルに出会える事を願っています。
次回はマイダーツのススメ③!シャフト・フライト・チップ、ダーツを構成するバレル以外のパーツについて触れていきたいと思います。